9月27日(日)に福岡博多のJR博多してぃJR九州ホールにて顎咬合学会の咬合フォーラムに参加してきました。
顎咬合学会は、保母須弥也先生が作られた学会で、保母先生の代表的な 「咬合学事典」の後継本の「新編 咬合学事典」の最初には
齲蝕のなくなったあとで歯科医が取り組まなければならない対象として咬合が浮かび上がってくる、またいうまでもなく歯の一番大切な機能はものを噛むことである。最近の研究で咀嚼により脳の血流が増加することが確かめられた。歯が悪くなり、柔らかい加工食品を丸呑みするようになると、脳の血流が低下し脳細胞の破壊が進むことがわかった、動脈硬化、心臓病、糖尿病、高血圧、そして癌などを成人病(生活習慣病)と呼んでいるが、それらが食物をよく噛むことにより予防されることも示唆されている。
つまり咬合と全身の結びつきが認識されつつあると今から37年前に咬合学事典を書かれて、咬合の重要性を予知されていたことになる(現 理事長:上濱 正 先生のあいさつより引用)