訪問歯科診療
こんにちは。院長の正畠昌幸です。
年末年始にどのようにお過ごしになるのか
ご予定はお決まりでしょうか。
普段よりも少し豪華な食事を楽しもう
という方もいらっしゃることと思います。
美味しいものをたくさん食べて、
冬の寒さを乗り越えていきましょう。
さて、当院では歯科医院への通院が困難な方を対象に
訪問診療を行っております。
ご病気や認知症などで介護を受けている高齢の方に限らず、
障害をお持ちで通院が難しい方もご利用頂けます。
治療には、持ち運びのできる診療機器を
使用しますので、
お口の状態の検査や、むし歯の治療など
歯科医院で受けられる治療と
ほぼ変わりなく受けることができます。
患者さまのご病気や服薬の影響、ご体調によっては
難しい治療もありますので、
主治医やケアマネジャーと情報を共有しながら、
患者さまのご無理のない範囲で
治療を進めていきますのでご安心ください。
歯科医院への通院が困難な方は
ぜひ訪問診療を利用してみてはいかがでしょうか。
気になることやご質問など
お気軽にお尋ねください。
正畠(しょうばたけ)歯科医院
〒710-0046
岡山県倉敷市中央2丁目18-8
TEL:086-422-3027
URL:https://www.shobatake.com/
Googleマップ:https://goo.gl/maps/ZkpmQum2siN5ontW9
「たかが1本」の油断が招くお口の崩壊ドミノ
こんにちは。院長の正畠です。
12月に入り、本格的な冬の訪れとともに、
華やかなイルミネーションが
街中でも輝く時期になってきました。
クリスマスや年末の季節感を
肌身で感じるこの頃には、親しい人と、
特別な料理や美味しいケーキを食べる!
という方もいるのではないでしょうか。
そうした楽しいひとときを過ごしたあとは、
つい食後のお口のケアがおろそかになりがちです。
ですが、
「ちょっとぐらいはいいか」の油断は禁物。
この油断から始まる「小さなむし歯」が
お口崩壊への第一歩となってしまうのです。
◆お口崩壊のはじまりは
「小さなむし歯」から
「むし歯になったら削って治せば大丈夫」
と考えがちですが、
治療とはいえ「削る」という行為は
歯に想像以上のダメージをもたらします。
歯は一度削ると元には戻らないため、
プラスチックや金属などの「人工物」で
削った部分を補っていきます。
削った部分を補う治療が一旦完了すると、
むし歯の痛みなども無くなるため、
「これで完治した!」
と思われることも多いかもしれません。
しかし、
どんなにつめものを丁寧に作っても、
人工物である以上、
少しずつ隙間ができてしまいます。
ましてや、
一度むし歯になったということは、そこは
「ケアが行き届きにくいところ」である証拠。
つまり、つめものをした部分は
再びむし歯になるリスクが高く、
実際に5~7年おきで再治療が必要になると
いわれています。
すると、治療のたびに歯は削られ、
やがて「つめもの」が「かぶせもの」に変わり、
さらには歯の神経を失って、最終的には
歯そのものを失う「負のサイクル」に
陥ってしまうのです。
はじまりは小さなむし歯でも、
治療による負のサイクルに一度はまってしまうと、
そこから抜け出すのは並大抵のことではありません。
◆1本の歯が引き起こすお口の崩壊ドミノ
とはいえ、
「28本あるうちの1本ぐらいなら
抜けても支障ないのでは?」
と思う方もいらっしゃるでしょう。
確かに歯を失った直後は、
噛みにくさや違和感を覚えるものの、
時間が経つとある程度それにも慣れて、
やがてその歯がないことも
忘れてしまいます。
しかし、この時点ですでに、
お口の崩壊ドミノが始まっています。
たとえば、奥歯が1本抜けてしまった場合、
食べものをかみ砕く力は
抜ける前の約半分に落ちるといわれています。
自分では今まで通り噛めているように思えても、
実際は抜けた歯の周囲にある「別の歯」に
その負担がかかっているに過ぎません。
これは「3本あった家の柱が2本になる」のと同じで、
ここから1本、さらに1本と
次々に柱がダメになっていく様子は
容易に想像できるでしょう。
そして、この状況は抜けた歯の周囲に留まらず、
その隣の歯、さらには
反対側の歯にまでドミノ式に広がり、
最後は「歯がボロボロで噛めない」
という状況に至ってしまいます。
◆歯を守る3つのステップは
「予防」「治療」「メインテナンス」
治療による負のサイクル、
さらにそれに続くお口の崩壊ドミノを
回避する最良の方法はずばり、
むし歯・歯周病を予防すること。
もしも、むし歯や歯周病になってしまった場合でも、
早期に発見し、
速やかに治療を行うことで
歯へのダメージを最小限に抑えることができます。
この2つを叶える唯一の方法が、
歯科医院での定期的なメインテナンスです。
大切な歯を負の連鎖から守るためにも、
ぜひ生涯を通じて定期メインテナンスを心がけましょう。
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正畠(しょうばたけ)歯科医院
〒710-0046
岡山県倉敷市中央2丁目18-8
TEL:086-422-3027
URL:https://www.shobatake.com/
Googleマップ:https://goo.gl/maps/ZkpmQum2siN5ontW9
12月休診日情報
「食べるときの姿勢」に注意
こんにちは。院長の正畠昌幸です。
11月といえば七五三のシーズンですね。
晴れ着に身を包んだ子どもたちを
見かけた方も多いのではないでしょうか。
七五三はそれぞれ節目の年齢を
無事に迎えた事を神様に感謝する行事。
これからも健康に育っていって欲しいですね。
さて、健やかな成長には食事が欠かせませんが
中にはお子さんの食事のことで
困っているという親御さんもおられます。
例えば・・
食べるのに時間がかかる
丸呑みしている
食べるときにくちゃくちゃ音がする、など。
そんな方にまず気を付けていただきたいのが
「食べるときの姿勢」 です。
食べるときに背筋は伸びていますか?
足の裏はしっかりと床についていますか?
画像のポイントをぜひ確認してみてください。
正しい姿勢で食べることは
行儀の問題だけでなく
食べやすさや飲み込みやすさにも関係しています。
お口の筋肉が動かしやすい「正しい姿勢」で食べることで
よく噛めて安全に飲み込むことができ、
お子さんの食べる機能の成長がおのずと促されるだけでなく、
あごの成長発達にもつながります。
もちろん「正しい姿勢」は大人にも大切です。
ぜひご家族みなさんで
正しい姿勢での食事を心がけてくださいね。
正畠(しょうばたけ)歯科医院
〒710-0046
岡山県倉敷市中央2丁目18-8
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歯周病治療で糖尿病が改善⁉その理由とは
こんにちは。院長の正畠です。
毎年11月14日は
糖尿病の認知・注意喚起を目的とした
「世界糖尿病デー」というイベントが
開催されています。
この日の前後には、
シンボルカラーの「ブルー」にちなみ、
日本全国のさまざまな施設で、
青色のライトアップイベントが開催されます。
もし、お出かけしたときには
青く照らされた施設がないか
探してみてくださいね。
さて、そんな糖尿病が
歯周病と関係が深い病気と言われているのを
ご存じでしょうか。
実際に、歯周病の人はそうでない人よりも
糖尿病になる割合が約2倍も高い
というデータもあり、
その関連が明らかになっています。
自覚症状のない人も含めると、
歯周病にかかっている人の割合は、
成人の約8割とも。
つまり、まだ表面化していない
「糖尿病予備軍」も、
かなりの割合で存在することが予想されます。
その糖尿病予備軍からの脱却に
歯周病治療が一役買ってくれることが、
近年の研究で明らかになってきました。
今回は、歯周病治療が
糖尿病にもたらす効果について
ご紹介していきます。
◆歯周病で「血糖値が上がる」って本当?
糖尿病はインスリンという
ホルモンの働きが悪くなり、
「血糖値」が上昇してしまう病気です。
実は、歯周病が進行すると、
血糖値が上がりやすくなることが
わかっています。
歯ぐきの腫れや出血を起こす物質には
「インスリン」の働きを悪くする性質があり、
それが結果的に、糖尿病の発症や悪化へと
つながってしまうのです。
◆歯周病を治療すると
血糖値が改善することが明らかに!
「歯周病で血糖値が上がる」
というのが正しいとすると、
おのずと浮かぶのは
「歯周病を治療すれば血糖値を下げられるのでは?」
という疑問です。
この疑問について
これまで多くの研究者がデータを積み重ねた結果、
歯周病治療が
血糖コントロールや糖尿病の改善に良い作用を
もたらすことが実証されてきました。
これらの研究結果を受け、
今では日本糖尿病学会でも
糖尿病の患者さんに歯周病の治療や
再発予防のための
歯科への定期的な受診を薦めています。
◆健康診断を受けたら、次は歯科へ
歯周病と糖尿病は
いずれも痛みや自覚症状がなく、
知らず知らずのうちに進行するのが特徴です。
「沈黙の病」といわれる
この2つの病気は、
いかに早く見つけて治療につなげるかが、
その後の病状や重症度を大きく左右します。
糖尿病に関しては
年1回の健康診断で
チェックを受ける機会もある一方で、
歯周病については、
自身の状況を詳しく知る機会が
それほど多くありません。
お口の健康を守るためにも、
健康診断で「血糖値」の文字を見たら、
ぜひ、歯周病のことも思い出して、
歯科医院にも足を運んでください。
正畠(しょうばたけ)歯科医院
〒710-0046
岡山県倉敷市中央2丁目18-8
TEL:086-422-3027
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顎関節症にご注意!
こんにちは。正畠昌幸です。
10月9日はスポーツの日でしたね。
過ごしやすい気候の秋は
スポーツを楽しむ方も多いかもしれません。
スポーツで力を発揮する上でも、
しっかり噛みしめることができる健康な歯が重要です。
うまく噛めない、歯に痛みがあるといった場合には
どうぞお早めにご来院ください。
さて、運動をしている人は
練習や競技の最中に強い歯ぎしりや
食いしばりをしている場合があり、
顎関節症への注意が必要です。
運動習慣がない人であっても、
画像中の項目に当てはまるようであれば、
顎関節症の予備軍といえますよ。
特に、スマートフォンの利用や
リモートワーク中心の生活は、
現代において当たり前になりつつあります。
「自分には無関係」と油断しないよう、
気をつけましょう。
他にも、この画像のように
「音がする」「痛みがある」「口が開かない」
場合は、すでに顎関節症を発症している
可能性も考えられます。
異変を感じた際は自己判断せずに、
早めに歯科医院へ行くようにしてくださいね。
正畠(しょうばたけ)歯科医院
〒710-0046
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11月休診日情報
子どものうちから大切に!大黒柱の6歳臼歯
こんにちは。院長の正畠です。
秋の楽しみといえば、
赤や黄色に色づく紅葉ですね。
紅葉をつける木々のなかでも
『ケヤキ』の紅葉には個体差があり、
赤、黄色、橙と、
3つの色を楽しむことができます。
同じケヤキでも色が違うのは、
遺伝によるものと言われています。
ケヤキは家づくりの際、
大黒柱に使われるほど丈夫な木ですが、
実は、お口の中にも
大黒柱のような歯があります。
今日は、子どものうちから大切にしたい
お口の大黒柱、「6歳臼歯」のお話です。
◆6歳臼歯はこんなに大切!
『6歳臼歯』とは、
6歳ごろに生える奥歯で、最初の永久歯。
この6歳臼歯が生えることには
とても重要な意味があります。
まず、強い咀しゃく力が備わることで
だ液の量が増えます。
だ液には食べものの消化と、
その吸収を助ける作用のほか、
お口の中をきれいに保って
むし歯や歯周病を予防するなど、
重要な役割を持ちます。
また、よく噛むことで
だ液の分泌量が増えます。
強い咀しゃく力を持つ6歳臼歯は
子どもの健やかな発育のためにも
大切な歯なのです。
さらに、6歳臼歯は、
他の永久歯が生えてくる際の
目印にもなります。
6歳臼歯はお口の健康維持や、
子どもの発育・発達にも影響することから、
まさに大黒柱のような存在と言えます。
◆6歳臼歯の弱点はむし歯!?
大切な役割を持つ6歳臼歯ですが、
重要な弱点があります。
それは、むし歯になりやすいということ。
奥に生えてくる6歳臼歯は、
普通に歯みがきしていると
歯ブラシが届きません。
さらに、
生え始めは歯ぐきに覆われているため、
歯ぐきとの間に汚れが溜まりやすいのです。
そのうえ子どものころは、
乳歯と永久歯が
お口の中に混ざって生えているので、
非常に歯が磨きにくい状態。
そのため、
むし歯になるリスクが格段に
上がってしまうのです。
また、先ほど述べたように、
6歳臼歯は歯並びや
かみ合わせの基本となる大黒柱です。
むし歯などで失ってしまうと
さまざまな悪影響を及ぼす可能性があるので、
しっかり守る必要があります。
◆仕上げ磨きで6歳臼歯を守る!
6歳臼歯をむし歯にしないためには、
仕上げ磨きが大切です。
6歳といえば、小学校に入学し
自立を促す時期です。
しかし、まだ自分で完璧に
歯みがきすることは難しいので、
保護者が丁寧に磨いてあげましょう。
6歳臼歯は乳歯の奥から生えるので、
気がつかないこともあります。
6歳が近づいてきたら、
お口の中を注意深く観察し、
生えてくる6歳臼歯を
早めに発見してあげることが大切です。
適切に処置を行うためにも、
定期的に歯科医院で診てもらい、
経過観察をしていきましょう。
正畠(しょうばたけ)歯科医院
〒710-0046
岡山県倉敷市中央2丁目18-8
TEL:086-422-3027
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