フレームカットバックトレーによる下顎吸着総義歯


先日の3月26日 大阪江坂のモリタの大阪本社で、フレームカットバックトレーによる下顎総義歯のセミナーを受講してまいりました。
BPSの認定歯科医でもあり、また、すでに当院ではフレームカットバックトレーは使用しておりますが、今回は復習もかねての受講でした、
斎藤先生の患者さんに会場に実際来ていただいてのデモは、現在私が行っている手法と全く同じで確認ができました。
 今回は難症例に関してのアドバンスな方法も確認ができ大変有意義な1日でした。

食医のススメ~多職種で行う食支援~野原幹司先生

3月12日くらしき健康福祉プラザにて、介護保険セミナーが開催され参加してまいりました。
講師は大阪大学の野原幹司先生です。
 認知症の方の嚥下リハビリは機能の回復ではなく、今ある機能を活かして生活の質を改善する支えるという発想の転換が必要になるというお話でした。
いわゆるキュアからケアへということで、嚥下の5期に対しての具体的なケアの方法を紹介していただきました。

往診診療が成功するために基礎から学ぶ講習会


2月26日新横浜のメディナにて加藤武彦先生、糟谷政治先生の訪問歯科のセミナーに参加してきました、
 加藤先生はデンチャースペースに義歯を入れる作成方法を以前から実践されており、糟谷先生も加藤歯科で勤められていたころからこの手技を実践されておられます、また、黒岩恭子先生の口腔ケアを習得すれば、訪問歯科診療では鬼に金棒です、
 義歯を作成、調整したら食べるところまでみて帰れが加藤先生のモットーでもあります。

歯周治療をベースにした診療システムの構築

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12月11日に大阪で三上 格先生の講演会に参加してきました。
歯周病治療には炎症のコントロールだけでなく、力のコントロールも必要です。
歯周治療は原因除去は必要で、炎症因子である細菌をプラークコンロロール、PMTC、SRPで対応していき、外傷性因子である力は補綴治療、スプリント療法で対応していきます、またこれに加えて、生活習慣の習癖指導も必要になってきます。
 また、ホリエモンの本も紹介していただきました。

第15回日本睡眠歯科学会

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11月13日(日)東京市ヶ谷の日本大学会館にて日本睡眠学会に参加してまいりました。
小児の睡眠障害、睡眠障害は認知症のリスクファクターになり得ること、睡眠時間と乳癌の発症リスクの関係、
OSASに対する口腔内装置は一体型か分離型か?
 などと様々な情報を得ることが出来ました。
学会の帰り、市ヶ谷の駅からは釣堀でのんびり過ごされている光景が目に移りました。007

坪田有史先生のファイバーポストの講演会

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11月20日 倉敷歯科医師会館にて、平成28年度の学術講演が開催されました。
講師は 東京都文京区で開業されている坪田有史先生です。
坪田先生は鶴見大学歯学部の補綴科の出身で、開業前に大学におられるころから存じ上げておりました。
2016年にファイバーポストが保険導入されてからのレジンの支台築造の考え方と、レジンの支台築造とファイバーポストの使い方、臨床上のテクニックについてご講演していただきました。
 やはり一番大切なのは接着で、サンドブラスト、スチーマークリーナー、ポストブラシを使用した清掃など。臨床のヒントを数々教えていただきました。

KY Biteシステム

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10月23日 東京のサンデンタル株式会社で、土屋公義先生のKYBiteシステムのセミナーに行ってきました。
KYBiteシステムは、塩田博文先生がやられている軟化パラフィンワックス臼歯部咬合法を改良した方法です、
 普通のパラフィンワックスを22ミリぐらいの短冊状にカットし、両面を熱して2回折り畳み3枚の厚さにして、力を入れないでそっとあわせて、高めに採得して、咬合器にリマウントして
咬合関係を調整します。
 コツさえつかめばすぐにできる方法です、早速当院でも実施しています。