ドライマウス
ドライマウスについて
ドライマウスは治療で直すことができます
当院院長正畠昌幸はドライマウス研究会認定医・指導士です。
このような方は「ドライマウス」の可能性があります。
- 口の中が激しく乾く
- 舌や喉が貼りつくようで話しづらい
- 舌が痛い
- 口の中がネバネバする
- 口内炎が良くできる人
- 常にのどが渇く
ドライマウスとは
ドライマウス(口腔乾燥症)とは、シェーグレン症候群や薬の副作用などさまざまな原因が複雑に絡み合い、 唾液が極端に出にくくなる病気です。その症状は、しばしば「炎天下で喉がカラカラになった状態が、 季節も時間も問わず続いている状態」と例えられます。主な症状として
- 口の中が激しく乾く
- 舌が痛い
- 舌や喉が張りつくようで話しづらい
- 口の中がネバネバする
などがあるほか、乾いたものが食べにくくなったり、食べ物の味がわからなくなるなど、 生活全般に影響を及ぼす現代病です。
ドライマウスになる原因
ドライマウスになる原因は以下のような要因が考えられます。
❶糖尿病・腎疾患などの全身疾患
浮腫、脱水症、糖尿病、シェーグレン症候群、放射線、骨髄移植などが考えられます。❷薬物
抗鬱剤(抗うつ剤)、鎮痛剤、抗パーキソン剤、降圧剤などの多くの薬物の副作用として唾液分泌の低下があり、 薬の量を減らすなど担当医と相談してください。❸口で呼吸する(口呼吸)
鼻炎などの鼻疾患や癖などで口で呼吸をすれば唾液は蒸発してしまい口が渇く原因となります。鼻疾患の治療や癖をなおしましょう。❹年齢によるもの
年齢とともに口やアゴの筋力が低下や萎縮がおこり唾液の分泌量が低下します。70歳以上で男性16%、女性25%の量的低下。 80歳では老人性萎縮により25%以上の低下。❺食生活
現代の食生活では唾液を十分に出さなくても飲み込めるようなファーストフードや食事が主流になっています。 このため唾液の分泌が従来よりも少なくなり、口の中の潤いが足りず、口が渇く、舌がひび割れて痛い、などの症状があります。❻精神的ストレス・緊張
ストレスがかかったり緊張をすると交感神経が刺激され、唾液の分泌が抑制されます。 あまり緊張しないよう楽しくゆとりある生活を心がけてみてください。気分転換をしましょう。ドライマウスの治療費用・料金
口臭治療はすべて自由診療(保険適用外)になります。
治療内容 | 料金 |
---|---|
初診
|
23,100円(税込) |
2回目以降
|
11,550円(税込) |
よくある質問FAQ
Q:口のかわきの原因は何ですか?
A:唾液の分泌が低下して口が乾く原因は様々です。- 口が乾く作用(副作用)を持った薬剤を飲んでいる
- 年齢(高齢)により唾液分泌の能力が落ちている
- 精神的な緊張などによるもの
- 口で呼吸する
- 糖尿病、腎臓病、肝臓病など病気によるもの、リウマチやシェーグレンという自己免疫疾患
- 放射線治療、骨髄移植 など様々です。
鼻と口が一緒にかわくことがありますか?
A:薬の副作用に一番多く見られます。他には自己免疫疾患なども考えられます。息をすると喉が痛いのはドライマウス(口腔乾燥症)ですか?
A:唾液が減少して喉が乾燥している場合があります。他には喉に腫れているところがあったり感染している場合がありますので、十分な検査が必要です。