いびき(睡眠時無呼吸症候群)専門外来

いびき(睡眠時無呼吸症候群)専門外来


当院のいびき治療の特徴

  • 最も気道を確保しやすい位置にマウスピースを設定する計測装置を使って作成します。
  • 作った後、実際にどの程度呼吸効果があるかを測定し、必要に応じて微調整をしています。
  • 今スリープスプリントを使っている方で、歯とあごの痛みがある方のために、顎関節に負担が少ないような新しいマウスピース「ソムノデント」も導入しています。

下記を参考にして、受診内容、お問い合わせ内容をお決めください

いびき治療フロー図

スリープスプリントでいびき治療しましょう!


スリープスプリントとは、図のように、寝るときにマウスピースを装着して、舌を持ち上げ、気道(空気の通り道)が広がって、いびきや無呼吸がなくなる治療法です。

この治療法の長所は、出張や旅行に簡単に携帯できる点や丈夫なプラスチック加工なので、何年もご使用いただくことができる点です。

スリープスプリントが受けられない方は、マウスピースなので、残っている歯が少ない人(上下で20本未満)にはできません。また、いつも鼻がつまっている人や、神経質で寝つきの悪い人にもできません。

いままで、多くの症例に対応しており、満足のいく効果を得ております。

「いびきは仕方がない」と諦めていた方、どうぞ周りの方のためにも、あなた自身のためにも、治療をしませんか?

スリープスプリント装着前
いびき症の場合、肥満で大きくなった舌が気道を塞いでしまい、呼吸が妨げられています。
↓
スリープスプリント装着後
スリープスプリントが舌を持ち上げ気道を拡げるので、呼吸がしやすくなり、いびきをかかなくなります。


スリープスプリント費用:59,400円(保険適用外・税込)
※但し、かかりつけ医師の病名診断があれば上記は保険が適用されます。(3割負担で10,000円程度)
但し、保険適用の場合は、検査費用として11,000円(税込)別途かかります。

一般的ないびき治療用マウスピース


口腔内装置 (OA:Oral Appliance)1
口腔内装置 (OA:Oral Appliance)2

新しいいびき治療用マウスピース「ソムノデント」

いびき治療用マウスピース「ソムノデント」
患者さん個々の歯並びにあわせてオーダーメイドされた装置です。
上下の歯並びにフィットするプレート部分とその形状で特許を取得した独自のウィング部分で作られています。
一般のいびき治療用マウスピースと異なるのは患者さんが自由に口をあけることができるようになっていることです。
私自身(院長の正畠)も実際に使用していますが、つけている感覚がなく、非常に快適です。
(こちらのソムノデントは保険外診療となります。)

特徴1 快適な装着感
一般のいびき治療用マウスピースは固定されていて寝ている間は口を開けることができません。しかし、「ソムノデント」は装着中に口を開いたり、会話や水を飲むこと、咳やあくびも自由にできます。従来の問題点を改善したマウスピースです。

特徴2 コンパクト設計
大きさは手のひらに乗るほどの軽量、コンパクトです。ご家庭だけでなく、出張や旅行などにも持ち運びができます。

ソムノデント治療費:165,000円(保険適用外・税込)


ソムノデントと保険適用のスリープスプリントの違い


ソムノデント スリープスプリント
効果 スリープスプリントよりも効果が出る傾向にあります。 一定の効果があります。
快適さ 寝ている間も口を動かせるので苦しくありません。つけている感覚がありません。 マウスピースは固定されているので苦しいときもあります。
素材 柔らかい素材でできています プラスチック素材です
清掃のしやすさ 掃除がしやすい素材、材質になっています。 保険適用で定められた材質上、汚れは残ることがあります。
保証 製作後30か月 無し
費用 16,5000円(税込) 55,000円(税込)
但し、かかりつけ医師の病名診断があれば上記は保険が適用されます。(3割負担で10,000円程度)
但し、保険適用の場合は、検査費用として11,000円(税込)別途かかります。

いびき治療の流れ


いびき治療 当院での検査

1.当院での検査

  • 問診及び口腔内の各種検査を行います。
  • いびきの原因や治療の内容のご説明を詳しくいたします。

↓

2.医科での検査

いびき治療 医科での検査
  • 耳鼻科、呼吸器内科、神経内科等で睡眠検査を受診いただきます。ご希望の方にはクリニックをご紹介します。(費用は直接クリニックにお支払いいただきます。)

※保険適用でスリープスプリント治療を受診される場合に必要な検査です。
※自費でスリープスプリント治療を受診される場合には必要ありません。
※またお急ぎの方は、当院に来院される前に、睡眠検査を受診し、当院に来院いただくと、治療期間が短くなります。

↓

いびき治療 再度来院

3.当院に再度来院

  • 睡眠検査の結果をご持参いただき、診断いたします。

↓

いびき治療装置の作成

4.装置の作成

  • 実際に装置を作成いたします。

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いびき治療 完成、使用後の調整

5.完成、使用後の調整

  • 完成したのち、実際に睡眠状態が改善されているかの検査を行い、その結果に応じてマウスピースを調整します。

正確な睡眠検査・診断を行い治療を行います。




睡眠時にこのような腕時計型の検査機器を治療前後に使っていただき睡眠検査を行います。
このことにより、どの程度睡眠がきちんとできているかを把握し治療を行います。
客観的なデータに基づいて治療を行いますのでより確実な治療結果が得られるようになります。

昼間に眠たくなる方・・・「睡眠時無呼吸」の可能性があります


「睡眠時無呼吸」の可能性があります

睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に呼吸が止まってしまったり、呼吸がうまくできなくなってしまったりする病気です。
放っておくと日常生活に支障をきたすだけではなく、合併症のリスクも高まります。

  • 肥満
  • 脳・心血管障害
  • 高血圧
  • 糖尿病

このようなことはありませんか?

大きないびき眠っている時に呼吸が止まる
日中の眠気起床時の頭痛熟睡感がない

簡単チェック。各状況でうとうとする可能性はありますか?

状況 ほとんどない 少しある 半々くらい ある

a. 座って何かを読んでいるとき
(新聞、雑誌、本、書籍など)

b. 座ってテレビを見ているとき

c. 会議、映画館、劇場などで静かに座っているとき

d. 乗客として1時間続けて自動車に乗っているとき

e. 午後に横になって休憩をとっているとき

f. 座って人と話をしているとき

g. 昼食をとった後(飲酒なし)、静かに座っているとき

h. 座って手紙や書類などを書いているとき


合計点数が11点以上の場合は一度ご相談ください。
治療が可能です!


いびきは実は恐い!?


日本人でいびきを習慣的にかく人は、2,000万人以上いるので、「うるさいなぁ」という程度にしか見られないものですが、実は・・・

図のように、いびきは自分で自分の首を絞めているようなもので、慢性的な酸素不足に陥る可能性があり、ひいてはさまざまな病気(高血圧症・不整脈・心筋梗塞・心不全・脳卒中・脳梗塞など)をもたらす危険性をはらんでいる恐いものなのです。

さらに、いびきをかく人のうち、約10%の200万人が寝ている間に何十回も何十秒間か呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群(OSAS)だといわれています。睡眠時無呼吸症候群になると、眠気が日中、突然に襲ってくることがあります。
会議中に突然眠り込んだり、車の運転をしているときに突然に猛烈な睡魔が襲ってきて眠ってしまい、交通事故を繰り返すという話も社会問題として話題になっており、聞いたことがある方もいるかもしれません。

ですから、いびきを甘く見ずに、可能であれば治療されることが望ましいといえます!

いびきのメカニズム
睡眠時無呼吸症候群の全身の病気との関連


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TEL:086-422-3027

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